第74回 平成23年(2011年)1月13日掲載


マガモ


 当会では毎年1月10 日ころ、カモ類の一斉調査を実施しています。昨年は県内41 ヵ所でボランティア33 名が調査、最も多かったのがマガモ=写真=3,049羽、2位コガモ2,743羽、3位カルガモ2,535羽など、全部で17 種14,241羽でした。これが県内のカモの総数ではありません。私たちが調査できなかった場所も多くありますから。でも変化の傾向は分ります。
 調査の数字をとりまとめた当会研究部によると、総数はほぼ前年並み、コハクチョウが給餌中止により急減した48 羽から188 羽にやや持ち直し、オシドリが92 羽から1羽に急減、トモエガモが11 羽から5羽に低減継続が目立つとのこと。   
 羽数1位を続けるマガモは、代表的なカモということで「真鴨」と呼ばれ、世界の寒帯地方から温帯地方に広く分布しています。オスは青い首と黄色のくちばしが目立ちますが、カルガモとの交雑種や、マガモを品種改良したアヒルなどもいますから、観察には注意が必要です。
 調査は長年続けることが大切です。カモ類調査をはじめ、春と秋のシギ・チドリ類調査、秋のタカの渡り調査など、20数年続く調査を、今年も実施します。 

 



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